もしかしたら私「嫌われたくない症候群」かも??

こんにちは!ゆっきーYukkieです。
今日は「もしかしたら私『嫌われたくない症候群』かも??」というテーマについてお話ししたいと思います。
もくじ
どうしてこのテーマにしたの?
なぜこのテーマにしたのか?
それは、たまたまAudibleで読んだ本がまさにこの「嫌われたくない症候群」についてだったから。
加藤諦三先生の著書「誰にでも『いい顔』をしてしまう人 嫌われたくない症候群」という本を読み、まさにこれは私のことだ!!と思ったわけです。
加藤先生は、社会心理学者、早稲田大学名誉教授でもあり、よく知られているニッポン放送のテレフォン人生相談のパーソナリティもされている有名なかたです。
実は、この本を読む前にも加藤先生の著書を何冊か読んでおり、内容もさることながら非常に歯切れのいい、軽快でわかりやすい文章を書かれる先生と認識はありました。
でも今回あらためて先生の著書を読み、テーマがテーマなだけにグサグサと私のこころを突きさしてくれました。
誰にでもいい顔をする、嫌われたくない症候群
みなさんもこんな思いをしたことはありませんか?
・みんなに好かれたい
・嫌われたくない
・いいひとのフリをして周りに合わせちゃえ
・本当の自分を見せたら嫌われるに決まってる
・周りに合わせすぎて自分がわからなくなった
はい、これ全部わたしのことでした…。
今はだいぶ改善しましたがかつての私はまさしく「みんなから好かれたい、嫌われたくない症候群」で、いつもひとりで空回りして、結局対人関係に疲れてしまうの繰り返しでほとほと疲れていました。
そもそも嫌われたくない症候群はどんな人?
じゃあ実際に「嫌われたくない症候群」とはどんな人かというと、Amazonの本紹介を参照すると、
・一見すると明るく社交的だが心の奥は寂しくて不安
・ありのままの自分に自信がなく他人の同情や関心を得ようとする
・嫌といえずその場を取りつくろう
・私だけが我慢していると不満がつのる
・他人に好かれることが生きる目的となる
・自分の気持ちを失なう
・優しい言葉をかけてくれるずるい人にだまされる
・人に接するのが恐怖
・事なかれ主義で自分からとにかく謝る
・他人のまなざしが怖い
・自分の心の底をみられるのが怖い
・自分が相手が嫌いなだけなのに、相手が自分を嫌いと思いこむ
とまあ、この本の紹介だけでこれだけ羅列されています。
そしてほぼすべての項目にかつての私は当てはまるという…。
でも逆にそんな私の人生を振り返ると、結構キツかったなとも思うのです。
実際本を読んでどうだったか?
本を読み終えての感想は「まさにこれ私のことだ」の一言。
もちろん「嫌われたくない症候群」と言われる人のすべての特徴に当てはまったのかといえばそうではありませんが、ほとんど合ってましたね。
私自身もなぜか「人に変に思われたくない」「人に嫌われたくない」「みんなから良い人と思われたい」という思いが昔から強く、そのために本当は嫌なのに「YES」と言って自分の状況をより悪い方向におちいらせてしまった、なんてことが多々ありました。
周りにあわせてばかりだと自分が本当はどう思っているのか、どうしたいのかがわからなくなってきます。
そして生活のささいな決定だけでなく、就職や仕事、恋愛や結婚などの重要な場面でも自分がどうしたいのか答えが出せず路頭に迷ってしまうのです。
そんな状態で20代30代を過ごせば、恋愛にもつまづき婚期も逃してしまったのもうなずけます。
この本を読み、これまでの人生を走馬灯のように振り返ることができました。
嫌われたくない症候群の一番の弊害は自分を嫌いになること
「いい人でいたい」「誰からも嫌われたくない」と思い振るまうことで表面的な人間関係をつくり、なんとなく人生うまくいっているように思えるときもあるかもしれません。
でも私の経験からいうと「嫌われたくない症候群」の一番の弊害は、「自分を嫌いになってしまう」ことだと思います。
本にも書いてありましたが、嫌われたくない症候群でいると周りの人にうまく利用されてしまうこともあります。
そして「自分はこんなに我慢しているのになんで?」と周りの人や状況に憎しみを持ちやすくなり、結局はその状況を導いた自分のことを一番嫌いになってしまうというサイクルに陥るのです。
自分のことが嫌いになるとますます自信がなくなり、そんな自分を隠すためにいい人の仮面をかぶろうと変な努力をしてしまう、ということを私もたくさん繰り返してきました。
万人に好かれる必要はない、というか無理
本を読み終えてあらためて思うのは「みんなに好かれる必要はない」とういこと。
不完全な素の自分のままでもいい、もちろん悪い部分は直す努力は必要だけど、まずはその自分を許し受け入れることが必要なのかなと思います。
私もまずは欠点も含めて自分を知り、受け止め、素の自分を出してうまく行くこともあれば嫌われることもある、それでいいと思うようになってから随分と生きるのがラクになりました。
まずは自分のことを客観的に観察する意味でも、この本はおすすめなのかなと思います。
ただし加藤先生の文体は結構ビシバシと直球でくるので、あまりにも当てはまる項目が多いと最初は気持ちが少しへこむかもしれません。
その時の自分の気持ちや状況に応じながら、少しずつ、または繰り返し読まれることをおすすめします。
加藤先生の他の本も読んでみたいと思うかたは、検索してもたくさん出てきますし、先生の公式HPもありそこで著書が列挙されているので気になるテーマのものがあれば気軽に読んでみてはいかがでしょうか?
アラフォーからもで人生は変えられる
ゆっきーでした